眠れない物語のペイジ

私立恵比寿中学の諸々を徒然なるままにつづるブログ

好き、ベスト、聴きたい

 

「好きな曲3曲」と「ベスト3」と「聴きたい曲3曲」では回答結果に大きな違いがあるのではないかという話。まぁ、僕だけなのかも知れないけど。

 

そんなことをふと考えたのは、先日黒虎が実施したアンケートの中にあったエビ中楽曲ベスト3を選べという項目に対し、SNS上で「悩んで選べないや」みたいなツイートを見かけた折だった。

というのも、エビ中の楽曲に対するアンケートは、ファミリーが自主的に行うものから黒虎が公式にアナウンスするものまで今まで様々なものが行われてきたが、その質問のされ方によって僕自身回答が大きく異なったという経験があったからだ。ホントに、大きく。

 

エビ中で好きな曲3曲

感情電車、春の嵐、青い青い星の名前

 

エビ中楽曲ベスト3

ポップコーントーン、紅の詩、なないろ

 

エビ中で聴きたい曲3曲

脳漿炸裂ガール、約束、若者のすべて

 

たとえばこんな具合。ね?全然違う。

 

「好きな曲」というのは単純な「好き」である。歌詞が好き、メロディが好き、世界観が好き、振り付けが好きなどなど。僕の感性ひいては趣味趣向と一致するものがいわゆる「好きな曲」であって、それらは、実はかなり流動的だったりする。昨日の好きと明日の好きが大きく異なることなんてまぁざらだし、新曲が出たらまずランクインしてしまう程度のミーハーなものである。でもその瞬間の「好き」とはそういうこと、だと思う。

 

しかし「ベスト3」となると話は変わる。そこには「特別な思い入れ」があるからだ。エビ中と出会った曲、ライブで涙を流した曲、受験を支えてもらった曲、推しが困難を乗り越えた曲などなど。それらは感性ましてや理屈なんかじゃなくて、主観的で、細胞レベルで刻まれている楽曲たちである。もちろん楽曲としてもトップ3に入るくらい好きだってことも大いにあるだろうけど、そうでもない曲がばちばちにランクインを果たすのが「ベスト3」の面白いところだと思う。なんだろう、形も味もあんまりだったけど、母がいなかったあの日に突然お父さんが作ってくれたオムライスは僕の人生で食べたものランキングベスト3に入っていて、そんな感じ。伝わるかな。

 

そんでもって「聴きたい曲」は「普段聴けない曲」の裏返しだったりする。干され曲、もう卒業したメンバーの曲などなど。人気曲だけど毎ライブ聴けるようなやつは結構省かれたりしてこれも結果を見ると面白い。まぁ一概には言えない面はあるだろうけど、FCイベントでも「大爆発No.1」「PLAY BACK」「いつかのメイドインジャピャ~ン」がトップ10入りを果たしたのはそういうことだろうと思う。

 

要は聞かれ方である。そんなところまで気にしねーよと思う方が大体だろうけど、僕はいちいちそういうところを見てアンケートに答えたりする。そんな話。

 

そして最後に、今、好きな曲の3位が青い青い星の名前から仮契約のシンデレラに変わったことを一応、伝えておこう。