眠れない物語のペイジ

私立恵比寿中学の諸々を徒然なるままにつづるブログ

新メンバー募集によせて

 

エビ中の新メンバーオーディションについて、ブログではある程度気を遣わずに書けることがあるので書きます。賛成か反対かと言われたら、多分賛成です。結果論なのであんまりよくわかりません。ただ今は思ったことを忘れないうちに書いておきたいのです。(可能性の話が主です。また、憶測的な面も含みつつにはなります。)

 

まず「6人のエビ中が揃わないタイミングでなぜ?」ということについて。

 

そもそも「6人のエビ中」という存在の大切さは、わざわざファンに言われる筋合いなんてないほどメンバー、スタッフは分かっていることだと思います。それは、8人、7人を大切にしてきたこと、2018年の柏木さんのメンバー増員反対騒動や(3年前だということにはきちんと留意したい)、例えば「family complex」「ジャンプ」などの曲からも十分に伝わることです。

 

しかし、新メンバー募集発表は、今、安本さんが休養中で5人での活動を余儀なくされているこの状況で行われました。

 

そのため「今このタイミングで新メンバー募集は嫌だ」という意見が多く見られているように感じます。僕もそう思います。

 

単純に、こうした「気持ち」に配慮して考えるなら、例えば安本さんの復帰を待ってから全てを動かすという順番も考えられたでしょう。

しかし、「人」を蔑ろにしていない、というより、殊更大事にし続けてきた「エビ中」(ここではメンバーとスタッフを総合したチームとして)は、それを選ばなかった。

 

そこからわかるだろうことはいくつかあります。まず安本さんのご病気の不透明さ、変わることを選んだ「エビ中」の明確な意志もそうです。

 

例えば、6人のエビ中がステージを踏む光景が2年、3年、もっと先にあったとして、そこまで待つという選択肢を考えてみます。そして、そこから、その先も6人で行くか、新メンバーを入れるかという分岐を視野に入れ始めるという選択肢を。

 

今回、その可能性を断ち切ったということは前提として「6人で解散まで行き続けることはしない」そのうえで「新メンバーを入れるとしても『今』が良い」ということなのでしょう。

 

この新メンバーを募集する「今」というタイミングに関しては、新しさを取り入れてエビ中のかたちが変えられるタイミング、その選択肢が今かずっと先のいつかのどちらかならば、今を選びたかったということのように思います。あくまで憶測ですが、複合的なことですし、6人への気持ちは十分に伝わっていますから、嫌だという思いは同居させつつ、こればかりはその考えを尊重すべきでしょう。

 

では次に前提を見ましょう。

 

この「6人で解散まで行き続けることはしない」という前提はまた二つの可能性を孕んでいます。それは「もう一度だけ人数を増やしてそこから走り続ける」という可能性と「私立恵比寿中学のメンバーは今後流動的に変わり続けていく」という可能性の二つです。

 

前者であるならとても嬉しいです。かほりこパターン。単純にパワーアップですし、かほりこを見ていると、新しい人が加入しても絶対大丈夫だという気持ちが沸々と沸き上がります。みんなで、最後まで駆け抜けてほしい。

 

後者であるならばそれは少しだけ寂しいです。エビ中がずっとずっと続いていくのは嬉しいけれど、解散する時、そこに真山さんも安本さんも星名さんも柏木さんも小林さんも中山さんもいて欲しいから。

 

やはり僕は、エビ中らしさは人が作ってきたものだと思うのです。真山をはじめとする皆が。それがまさしく変わらない「エビ中らしさ」であって、新メンバーが入って、もしそのらしさがパワーアップすれば嬉しいなと思います。

 

真山さんは「節目となる15周年、20周年を私達と迎えてくれる仲間を募集します! 」と変わらないものを示してくれています。それが今はすごく嬉しくて、変わる期待と変わらない安心が確かにあります。僕はとりあえず、できればずっと、ずっと、エビ中のファンで居続けたいです。